Greetings
ご 挨 拶
私たちの使命──「隣人に仕える」
社会福祉法人ベタニヤホームの設立は、関東大震災による被災母子への支援から始まりました。被災直後だった当時の創設者たちの苦労はもとより、二十数年後には太平洋戦争における東京大空襲により再び辛い経験をいたしました(ベタニヤホームの足取りについては本誌に記録と写真を掲載しております)。こうした困難を乗り越えた後も施設の立て直しと安定的な経営の維持は容易なものではありませんでした。
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100年のあゆみ
今からちょうど100年前、1923(大正12)年の関東大震災直後に、日本福音ルーテル教会は救済委員会を立ち上げ、東京市麻布区のスペイン公使館の敷地内(現:港区六本木)で高齢者や母子の救護を開始しました。
この実践こそが、キリストが示した隣人愛の精神であり、ベタニヤホームの始まりです。多くの祈りに支えられた100年のあゆみを、当時の写真やコラムを交えながら振り返ります。
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